2010年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
総務省がNTTの光回線網分離を検討する作業部会を立ち上げる中、NTTの持ち株会社が巨額買収に踏み切り、グループ連携の強化に乗り出した。原口一博総務相は「光の道」構想を掲げ、高速大容量のブロードバンド通信の普及のため、NTTの回線分離を望んでいる。総務相とタッグを組むソフトバンクは「グループの一体化は回線分離を阻止する動き」と異議を唱えている。NTTは10月に、持ち株会社を通じて南アフリカが拠点の情報システム会社ディメンション・データを約2900億円で買収する。ディメンションは49カ国に約6千社の顧客を抱え、室内LAN(企業内情報通信網)やルーターなどネットワーク構築を手がける。持ち株会社の三浦惺社長は「ディメンションはグループ各社が横断的に活用する」として、持ち株会社の傘下に置く方針。ソフトバンクは「NTT再編に伴う役割分担で、本来なら国際・法人担当のNTTコミュニ ………
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