「4.30臨時株総」が見物/「花王」責め立てるオアシス

「グリーンウォッシュ」批判のあるRSPO認証は免罪符にならない。欧米で不買運動も。

2026年5月号 BUSINESS

花王が森林破壊を指摘される海外企業との疑惑に揺れている。問題の取引先は、花王の主要製品(洗剤やシャンプー)の原料となるパーム油の採取企業で、森林破壊や人権侵害の疑いがある取引を継続しているというのだ。香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントのセス・フィッシャー最高投資責任者が3月5日に記者会見を開き暴露した。オアシスは花王の筆頭株主(12.5%以上保有)。アクティビスト(物言う株主)が環境破壊や人権侵害をネタに揺さぶる新たな攻め口として、競合他社も「明日は我が身」と神経を尖らせている。

競合他社は取引を停止

トイレタリー(日用品)業界で最大手の花王は、洗濯用洗剤「アタック」や食器用洗剤「キュキュット」といった人気商品でお馴染みだ。パーム油はアブラヤシの果肉から採れる、世界で最も生産・消費される植物油脂。食品(揚げ油、マーガリン、チョコ等)から洗剤、化粧品まで幅 ………

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