「日本ハム」に呆れた地元経済人/野球をする不動産デベのアコギ

球場周辺の地価高騰は水ものの人気があってこそ。利益独り占めに地元財界は激怒する。

2026年5月号 BUSINESS

10年前まで田舎の雑木林だった場所に、最高価格5億円のタワーマンションが建つ――。人口減に苦しむ地方の自治体にとって夢のような話が、北海道北広島市にある北海道日本ハムファイターズの本拠地球場「エスコンフィールド北海道」の周辺で実際に進んでいる。

札幌ドームがやり込めた

近くを走るJR千歳線に新駅が設置される2028年、駅から200メートルの至近な場所に35階建てのタワマンが竣工する。全508戸で、最上階の4LDK、240平方メートルの物件の販売価格が5億円となる見込みだ。「超高額億ション」を販売するのは、開発当初の球場の命名権を1年5億円の国内最高値で購入した不動産開発のエスコンだ。エスコンフィールドは現在の最寄り駅であるJR北広島駅から徒歩30分近くかかる場所にある。かつての周辺一帯は、開発から取り残された場所で、冬場は雪の堆積場に使われていた。隣接するタワマンの建設用地は地元住民の保有し ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。