<インサイド> 帝人が巨額減損「大赤字」/旧村上系が16%まで買い増し/「帝人ファーマ」売却か

2026年5月号 DEEP [ディープ・インサイド]

帝人の医薬品事業が苦境に陥っている。震源地は2021年に武田薬品工業から1330億円で購入した糖尿病治療薬「ネシーナ」など4品目。想定より売れず、回収可能性を見直したところ、減損損失を計上すると3月31日に発表した。医薬品事業が足を引っ張り、26年3月期で見込む帝人の最終赤字は従来の100億円から最大950億円と大きく悪化する。深刻なのが、この4品目の減損損失が実は初めてではないことだ。25年3月期にも280億円の損失を計上。今回の損失額は検証中であることから非開示だが、「それなりの額になる」(同社関係者)との見方がもっぱらだ。もっとも、武田から4品目を買収した時からその経営判断には疑問符が付いていた。ネシーナなどは「DPP‒4阻害薬」と呼ばれるタイプの糖尿病薬なのだが、「SGLT2阻害薬」、さらにはダイエット薬として知られるようになった「GLP‒1受容体作動薬」という様々なタイ ………

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