<インサイド> 黒田前総裁が日銀内で総スカン/利上げの怪気炎に「おまいう」

2026年5月号 DEEP [ディープ・インサイド]

このところ黒田東彦前日銀総裁がメディアのインタビューに相次いで応じ、金融政策運営に注文を付ける場面が目立っている。黒田氏と言えば、アベノミクスの旗振り役として、異次元の金融緩和に踏み切った。さらにマイナス金利政策を導入するなど異例の金融緩和を推進したが、朝日新聞のインタビューでは利上げについて「(景気を熱しも冷ましもしない)中立金利の1.5%程度がめどだ」と段階的な金利引き上げの必要性を強調している。こうした黒田氏の「怪気炎」に、日銀内では「いま植田和男総裁が金融政策の正常化で苦労しているのは、そもそも黒田氏が緩和一辺倒で突き進んだせいだ」と冷ややかな声が出ている。植田総裁は黒田氏が始めた異次元緩和の尻ぬぐいを余儀なくされている格好で、「正常化を主張するのなら、黒田氏が、利上げに批判的な高市早苗首相を説得して欲しい」とのぼやきも聞かれる。 ………

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