アクティビストが舌なめずり/ニップン、昭和産業、共同印刷、アイネス…

2026年6月号 BUSINESS

東証プライム市場に上場するニップンは1896年に創業した製粉業界の名門で、シェアは国内第2位。そんな企業にアクティビストからの面談依頼が増えている。アクティビストの目当ては本業ではない。時価で約240億円あるとされる賃貸用不動産だ。2200億円という時価総額の一割以上を占めるだけに、「本業に専念して不動産を売るべきだ」と圧力をかける。ニップンは賃貸用不動産を徐々に売り始めた。新しい中期経営計画を発表する2027年に向けて、IR(投資家向け広報)の責任者でもあった前鶴俊哉社長が先頭に立ち、不動産事業の見直しや株価浮揚策を検討しているという。同じく製粉業界第3位の昭和産業でもアクティビストが大株主に浮上し、PBR改善のために不動産の整理を求めているという。時価総額1千億円弱に対して約200億円もの賃貸用不動産を都心部などに保有するからだ。アクティビストが不動産持ち企 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。