特選レポート/プーチン支えるロシア正教会の闇/「元ナンバー2」の性的虐待を日本人青年が告発

2026年6月号 POLITICS [号外速報]

5月下旬、ロシア正教会の高位聖職者イラリオン府主教(59)が違法な薬物所持の疑いでチェコ警察当局に拘束された。イラリオンはかつてロシア正教会の最高位のキリル総主教に次ぐ事実上のナンバー2とみなされていた人物であり、ロシア外務省が激しく抗議するなど、事件は大きな波紋を広げた。イラリオンをめぐる黒い疑惑は、今に始まった話ではない。疑惑に火をつけたのは、イラリオンの秘書を務めた日本国籍の青年、鈴木ジョージ(23)である。日本国内ではほとんど報じられていないが、ロシアの独立系メディアや中東欧のメディアは、、日本人青年による告発を相次いで報道していた。鈴木による告発は、2024年に始まった。自身のYouTubeチャンネルで、映像や音声記録を発信し、自らへの性的嫌がらせに加え、イラリオンの資産や、ロシアの諜報機関(FSB)との関係についての疑惑を提起した。これを受けて ………

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