2026年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
スズキの故・鈴木修元会長の名言をまとめた「語録かるた」がひそかに業界関係者の間で話題を呼んでいる。「忙しくて死ぬ暇がない」「抜いてみろ。抜いたら俺は引退する」「光と重力はタダだ」など独特な言葉や考えが並び、メディア関係者の恰好のネタになっている。6月にスズキ歴史館や公式オンラインショップで発売を開始したが、売れ行きもそこそこで好評のようだ。鈴木修氏は1978年に社長に就任して以降、40年以上にわたり、陣頭指揮を取ってきた。国内で軽自動車を普及させ、インド進出にも成功し、スズキを世界的なメーカーに育て上げた。その功績は大きく、業界内で高い評価を得ている。一方で、社内での「ドケチ」ぶりが有名で、無駄をなくすことにこだわり、「名刺の形を変えるのもいちいち社長の許可が必要だった」(関係者)という逸話もある。政治への関心も高く、県内の選挙ではキングメー ………
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