2026年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
東証プライム上場のフリービットがM&A疑惑に揺れている。 同社は昨年9月、「CountUp」(東京都目黒区)なる会社を買収した。ブロックチェーン技術に強みを持つとされ、買収額は4億9300万円。もっとも、同社に関しては業績的な裏付けが乏しい。2024年9月期の売上高はわずか1600万円で、さらに官報公告によれば、続く25年9月期は140万円の最終赤字。要するに、保有特許が企業価値のほぼ全てという会社と言えた。買収に関しては当初から気掛かりな点があった。CountUpの全株を握り代表取締役を務めるのは、ほかでもない、フリービットの創業社長である石田宏樹氏だったからだ。22年6月の設立から24年1月までCountUpが本店としていたのは神奈川県逗子市にあった石田氏の自宅マンション。フリービットは買収決定にあたり特別委員会を設け、利益相反問題をクリアしていた。が、今年5月、肝心の保有特許に ………
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