何一つ実績のない肩書コレクターが、これまで反対一色だった「くじ」導入をぶち上げた。
2026年9月号 BUSINESS
7月16日に日本野球機構(NPB)が開いたオーナー会議で俄に浮上したスポーツ振興くじ(「野球くじ」)導入。2015年と18年にもスポーツ議員連盟の要望で検討されたが、オーナー側はあっさり却下した。ところが今回は様相が異なる。オーナー会議の雰囲気は一変し、前向きの意見が続出したという。野球人口減少対策の財源として「くじ」をちらつかせたのはNPB。現コミッショナーは元経団連会長の榊原定征(83)である。
関係者によると、オーナー会議で榊原は「野球の競技者人口は07年の160万人から25年には78万人に減少。非常に危機的、厳しい状況という現実がある」と説明。その上で「やはり先立つものがないと」と「くじ」導入による財源確保を訴えた。これまで歴代コミッショナーやオーナー会議メンバーは「野球くじ」に強いアレルギー反応を示してきた。そもそもNPBの定款に「国民生活の明朗化と文化 ………
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