2026年9月号 BUSINESS
総務省が7月24日に公表した「令和8年版情報通信白書」によると、生成AIの利用経験がある日本人は、昨年の26.7%から倍増して58.8%と半数を超えた。しかし喜んではいられない。米国は75.6%、中国は93.6%である。最も顕著な差が高齢者だ。60歳から69歳では日本の33.5%に対して米国は51.0%、中国は86.5%である。中国では子供を除いて約10億人が生成AIを利用している計算になる。
「あなたにとって生成AIはどのような存在か?」との問いに対する答えが興味深い。日本と米国では「機械・道具」がトップだったが、中国では「秘書・アシスタント」が1位だった。また米国と中国で2位は「友人」だったが、日本の2位は「辞書・百科事典」だった。日本で生成AIは「道具や辞書」でしかないのに対し、中国では有能な「秘書」であり、心を許す「友人」なのである。中国で問題となっているのが「AI恋人」「AI彼 ………
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