2026年11月号 BUSINESS
医療施設型ホスピスを全国展開する「アンビスホールディングス」(東証プライム上場)が、西日本を中心とする47施設を日本産業推進機構(NSSK)に譲渡する。売却額は174億円。残る91施設に経営資源を集中するというが、くすぶる診療報酬の不正請求疑惑と業績不振のダブルパンチ。業界関係者から「西日本の施設売却は、膨れ上がる可能性がある診療報酬返還に備えたもの」との見方が出ている。アンビスは京都大学医学部卒の医師で分子生物学者の柴原慶一氏が2013年に創業。元はノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑教授の門下生という異色のキャリアだ。研究者時代に留学奨学金100万円を元手に「株式」「為替(FX)」「ワイン」投資などを組み合わせて1年間で約2億円に増やした逸話を持ち、蓄えた自己資金を活用しながら45歳を過ぎて起業。特別養護老人ホームや医療施設の運営を学んだ後、末期がんや難 ………
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